デジタルハリウッド出身の社会人30歳代男の話

「デジタルハリウッドって、名前だけは知ってるよ」と、いう人も多いのではないでしょうか。
デジタルハリウッドは大学が有名ですが、1年未満の塾のような形でWebやグラフィック、動画など、デジタルコンテンツ作成のプロになるためのスクールなどを全国に展開しています。

 

熱意を持って学ぶ人が多く、うちの会社にもデジハリ出身の奴がいて、自分の部下にもなったことがあるのですが、マジでめちゃめちゃ役に立ってます。
デジハリのスクールに入ろうかどうか、迷ってる方の参考になればと思い、その男の話をちょっとだけしてみます。

 

Web制作会社LIGが運営するWebデザインスクール【デジタルハリウッド STUDIO by LIG】

 

履歴書に「デジタルハリウッド」って書いてあった。

自分が人事担当だった時の話です。
社会人採用枠というのがあって、新卒じゃない人材を募集していたのですが、彼はそこに応募してきました。
彼は東京の有名私立大学を出ていますが、履歴書の一番最後には「デジタルハリウッド」と書いてあったのです。
「デジタルハリウッド?何?」と思いましたが、調べてみると最初に書いたようなクリエイターの学校であるとわかりました。
この年の社会人採用枠には、本当に多くの優秀な人材が応募してきたため、彼は最初の選考では残念ながら次点となり、 不採用の通知を送ることになってしまいました。
しかし、彼は後日自分のところにやってきて、なぜ落ちたのかを聞いてきました。
その時は、正直に次点であることを伝え、誰か一人退職者が出るか、あるいは採用予定者が辞退したら繰り上げで合格になることを伝えました。
その時、彼が言っていた言葉の中で今も忘れられない言葉があります。
「僕は結構役に立つんですよ」
ああ、結構自分に自信を持ってるんだな、思ったのですが、その言葉は嘘ではありませんでした。

 

うちの会社では大活躍

採用してすぐに、デジタルハリウッドで学んだことが役に立つような部署には配置されなかったのですが、3年ほど経って、会社のあるプロジェクトのPR動画を制作しようという時に彼の知識と技術が役に立ちました。
動画に関する知識のほか、ホームページ等の知識にも明るく、なぜかマーケティングにも非常に詳しかったので、 若い奴ら中心のプロジェクトチームで本領を発揮し、 PR動画のストーリーを取りまとめ、絵コンテを書き、 撮影自体はプロに外注したものの、非常に低コストで動画を製作したのです。
また、そのプロジェクト専用のサイトも外注で制作したのですが、コンセプトづくりやサイト設計は彼の手で行われ、大成功したプロジェクトになったのです。

 

現在もホームページなどPR部門担当

プロジェクトで成功したことで、彼の組織内での役割は誰が見ても適材適所という感じで、 PR部門の担当になりました。
社長や部長も、プレゼン用の資料やイベントでのスライド動画など、いつもご指名で依頼があります。
プロジェクトで使うロゴやイラストのデザインなども、彼が作成します。
マーケティングにも詳しいので、単にホームページを使うとかSNSを使う、ということではなく、自分なんか全く知らなかった PPC広告やSNS広告なども活用してPRをしています。
本当にウチの会社が欲しかった、デジタル系全体に詳しい、会社に望まれる人材だったということですね。

 

パチスロで金を貯めてデジハリの学費に充てた

そんな彼ですが、自分の部下だった時に「履歴書にデジタルハリウッドって書いてあったよね」と聞くと、「確かにあれは履歴書に書くようなもんじゃないですよね」と言いながら、でもこれからは必要な知識だから、絶対行った方がいいと思った、というようなことを話してくれました。
当時でも数十万という学費が必要でしたが、親にも頼るわけにはいかず、彼は大学に通いながらパチスロでめちゃめちゃ稼ぎ、がっつりと貯金したそうです。

 

デジハリの卒業後は、彼が言うにはブラック企業からの仕事を受注する、フリーランスのような仕事をしていたそうです。
企業が数十万で受ける仕事を数万円で投げられ、とにかく数をこなしながら技術を身に付けていった、ということのようです。
めちゃめちゃ大変で、 相当つらかったようですね。

 

これからの組織にはクリエイター的な人材は必要

正直、うちの組織では彼のような人材がいないと、もう全然回らなくなってしまいました。
「デジタルコンテンツの制作なんて全部外注でいいや」という会社も多いと思います。
でも、本当に良いホームページや自分たちの考えをしっかりと表現するPR素材やコンテンツ作りは、組織内に人材がいたほうが間違いなくうまくいくのです。
これからはそこを理解し、そういった人材を雇用する会社も増えていくのではないかと思います。

 

まとめ

どこかに勤めるにしても、フリーランスとして働くにしても、インターネットについて学んでおくことは非常に重要で、インターネットと上手に関わっていかなければ、もう全然ダメな時代だと思います。
そういった意味では、デジハリで学ぶようなweb関連の知識や技術は、是非学んでおくべきものの一つだと思います。
彼は4年間の大学ではなく、1年未満のスクールでしたが、それでも効果は大きかったようです。
「興味がある」「是非学んでみたい」「説明を聞いてみたい」という方は、とりあえずスクールの説明会に行ってみてはいかがでしょうか。
とりあえず、一歩踏み出してみること、行動することが重要です。

 

Web制作会社LIGが運営するWebデザインスクール【デジタルハリウッド STUDIO by LIG】